「よし、今日から筋トレを始めよう!」と意気込んで始めたものの、なかなか効果が出ない…そんな経験はありませんか?
実は、筋トレ初心者の多くが、やる気はあるのに“間違った方法”でトレーニングしてしまっていることが多いのです。
この記事では、筋トレ初心者がついやってしまいがちなNG行動を5つ厳選して紹介します。
それぞれの改善ポイントと、成果を出すためのコツもあわせて解説します。
正しい方向で努力すれば、体は必ず変わりますよ!
筋トレを始めたばかりの方、なかなか結果が出なくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
NG行動① とにかく毎日筋トレすれば良いと思っている
早速、筋トレを始めた方がついしてしまうNG行動について、それぞれ対処方法も交えてご紹介していきます。
まずは、筋トレについてのありがちなイメージから・・・
◆ ありがちな思い込み
「筋肉はたくさん動かせばつく!」というイメージから、毎日同じ部位を鍛える方がいます。
ところが、筋肉は“休むことで成長”するのです。
毎日全力で筋トレをすることで筋肉がどんどん強くなると考えがちですが、実際は逆効果になることも。
筋肉はトレーニングで損傷したあと、休息することで回復し、以前よりも強くなる「超回復」という仕組みがあります。
◆ 正しい対処法
筋トレは「超回復」を意識して、同じ部位は中1日〜2日空けるのが基本。
曜日ごとに部位を変えたり、筋トレ+ストレッチの日を作ったりするのがおすすめです。
例えば、
- 月曜:下半身
- 火曜:上半身
- 水曜:ストレッチや休息
- 木曜:体幹トレーニング
といったように、部位ごとのローテーションを組むことで、効率的に鍛えることができます。
NG行動② フォームを意識せず勢いだけで動かす
そして、フォームについてもよくある思い込みがあります。
◆ ありがちな思い込み
「たくさん回数をこなせばOK」と思って、無理なスピードで勢いよく動く人も少なくありません。
初心者にありがちな「とにかくたくさん動けばいい」という考え方は、成果が出ないどころか、身体を痛める原因になります。
勢いで動かしても、正しく筋肉に刺激が入っていないと、効果は半減してしまいます。
◆ 正しい対処法
フォームが崩れると効果が半減どころか、ケガのリスクも。
鏡やスマホ動画で自分の姿を確認しながら、正しいフォームでゆっくり丁寧に行うことが大切です。
特にスクワットや腕立て伏せのような基礎種目は、正しい姿勢がとれていないと腰や膝に大きな負担がかかるため注意が必要です。
NG行動③ 最初から高負荷・高回数を狙いすぎる
3つ目は、負荷や回数についてのNG行動です。
◆ ありがちな思い込み
「自分を追い込まないと意味がない」とばかりに、いきなり重いダンベルや限界回数まで追い込む初心者も多いです。
YouTubeやSNSで見るトレーニング上級者のように、「10kg以上のダンベルで限界までやる」など、無理なチャレンジをしてしまうと、体が悲鳴を上げてしまいます。
◆ 正しい対処法
筋トレは“継続”が何より大切。初心者は無理のない重量・回数から始めて、徐々に負荷を上げていきましょう。
筋肉痛が出過ぎると継続がつらくなり、逆効果です。
週ごとに少しずつ負荷を上げていく「漸進的過負荷」の原則を取り入れることで、安全かつ効果的にレベルアップできます。
NG行動④ 食事や栄養を軽視している
4つ目は、食事や栄養についてのNG行動についてご紹介します。
◆ ありがちな思い込み
「とにかく筋トレだけ頑張れば体は変わる」と考え、食事は今まで通り、むしろ減らしてしまう人もいます。
痩せたいからといって食事を抜いたり、サラダだけにするのは逆効果。
筋肉を育てる材料が不足すると、せっかくの筋トレが無駄になってしまいます。
◆ 正しい対処法
筋肉を作るには“材料”が必要です。
特にたんぱく質は意識して摂取をしましょう!
プロテインを活用するのもおすすめですが、バランスの良い食事+水分補給を心がけることが大切です。
筋トレ後30分以内にたんぱく質と炭水化物を摂る「ゴールデンタイム」の活用も効果的。
鶏むね肉、ゆで卵、納豆などの高たんぱく食材をうまく取り入れましょう。
NG行動⑤ 変化がないからすぐにやめてしまう
そして5つ目は、筋トレを継続していく上での変化についてのNG行動です。
◆ ありがちな思い込み
「1週間頑張ったのに体重が減らない…」「筋肉がついた気がしない…」と、すぐにやめてしまうパターン。
筋肉は脂肪よりも重いため、見た目は引き締まっていても体重が増える場合もあります。
そのため「数値だけ」で成果を判断するのは危険です。
◆ 正しい対処法
筋肉の変化は“見た目よりも中身から”。
実感できるのは早くても2〜3週間後からです。
写真や記録を残して、小さな変化に気づけるようにするのがおすすめです。
筋肉の変化に気づくポイント:
- 鏡で見たときの輪郭
- 服のサイズ感
- 筋肉の硬さやハリ
上記の3つを意識してチェックしてみてください。
成果を出すための3つのポイント
最後に、筋トレの成果を出すための3つのポイントをまとめてみました。
1. 続けられる環境を整える
時間帯・場所・道具など、「続けやすさ」にこだわることで習慣化しやすくなります。
ヨガマットを敷いておくだけでも「やろうかな」という気持ちになります。
2. 無理をせずに“楽しむ”
辛い筋トレは長続きしません。
音楽をかけたり、動画を見ながらやったりして、楽しむ工夫をしましょう。
好きなインストラクターの動画を活用するのも効果的です。
3. 定期的に振り返る
週1回は自分の成果や体調を確認する時間を持つことで、モチベーションが上がりやすくなります。
ノートやアプリに記録を残しておくと、変化が目に見えて励みになります。
まとめ
筋トレ初心者は、ついやりがちな間違いをしてしまいがちですが、正しい知識を持って行動すれば、確実に体は応えてくれます。
今回ご紹介したNG行動5つを避けることで、筋トレの効果を最大限に引き出すことができます。
「正しく動くこと」「継続すること」「楽しむこと」
この3つを意識しながら、あなた自身も筋トレを楽しく続けて、理想の体に近づいていきましょう!
小さな努力の積み重ねが、数ヶ月後には大きな成果として返ってきます。
ぜひ、今日から見直して、より効果的な筋トレライフを始めましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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